俳優・ダンサー

鈴木 大菜

2020年度卒

鈴木 大菜

学生時代に培った、ヒップホップのダンスと歌のスキルが、今の僕の強みになっています。

2013年より、歌・ダンスのレッスンを始める。
2021年、事務所の第一回所属オーディションに合格。ミュージカル『ニュージーズ』(Swing)、ミュージカル『レ・ミゼラブル~惨めなる人々~』(アンジョルラス役)、2023年は、ミュージカル『ザ・ミュージックマン』や『カラフル』、『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』に出演。その他、ドラマや映画にも出演するなどマルチに活動中。

今はどんな活動をしていますか?

父がテーマパークのキャストだったこともあり、小学生の頃からダンスや歌を習い、ミュージカルの舞台に出るなど芸能活動をしていました。今は芸能事務所に所属していて、主にミュージカルを中心に活動しています。ミュージカルの仕事が入ったら、その期間は舞台に集中するので、オフの日でもさまざまな映像作品をみて、参考にしています。でも舞台に立っている時は本当に楽しいですね。芸能界は人間関係に厳しいイメージがあったのですが、実際は年齢やキャリア関係なく、みんなフレンドリーで団結力が強いんです。学年に関係なくみんなと楽しくコミュニケーションをとっていた東放の雰囲気が思い出される時があります。

東放の学生時代はどう活かされていますか︖

東放で先輩のアニメーションダンスを見て、衝撃を受けたんです。絶対にこれが踊れるようになりたい︕と思って夢中で先輩を目標に3年間どっぷりダンスレッスンを続けました。ミュージカル俳優でヒップホップが踊れる人は少ないので、その時に得たダンススキルがすごく強みになっています。また授業で選択したジャズダンスも役立っていますし、いろんなスタイルで踊れること、それから歌えることも自信につながっています。

これからの目標と後輩たちへのメッセージ

芸能界で活躍するには、オーディションにまず勝ち抜かなければいけません。その時に自分のキャラクターや世界観を持っていることが大切だと思います。僕はシリアスなキャラクターではなく、陽気で明るいムード作りが得意なのでそれをアピールするようにしています。またどんなに経験を積んでも謙虚さを忘れないようにしています。自分の意見を貫く前に、脚本家や監督の意見や気持ちを理解してそれに答える気持ちがあれば、必ず次の仕事につながっていくと思います。